部下が間違えがちな言葉の使い方5つ!上司に了解っていいの?

部下が間違えがちな言葉の使い方5つ!上司に了解っていいの?
とある後輩女性が、上司に対して「了解で〜す!」と明るく返事をしていました。あなたは女性部下の言葉使いの間違いに気が付きますか?

ビジネスの場で上司相手に「了解です」はおかしいですよね。相手が上司なら「かしこまりました」や「承知しました」と言うべきでしょう。

今回のテーマは職場で意外と間違えがちな、上司にしてはいけない言葉の使い方についてです。あなたのその言葉の使い方はホントに大丈夫? では早速チェックしてみましょう。

部下が間違えがちな言葉の使い方5つ!上司に了解っていいの?

 

「ご苦労様です」


「ご苦労様です」
上司が退社する際に「ご苦労様です」なんて声をかけていませんか?

一見丁寧な言葉遣いのようにも見えますが、「ご苦労様」は目上の者が自分のために苦労をしてくれた目下の者をねぎらう時に使う言葉です。

ですから上司から部下への声掛けならば「ご苦労様」でよいですが、部下から上司へ「ご苦労様です」と言うのは大変失礼にあたります。

部下から上司へ退社時に声をかける場合は「お疲れさまでした」と言うようにしましょう。

 

「すみません」


「すみません」
謝罪するときや、依頼するときに「すみません」という言葉を使っていませんか?

「すみません」という言葉は「すまない」の丁寧語で、謝罪・感謝・依頼の気持ちを表す言葉です。丁寧語だからいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、複数の意味を持つ言葉なだけに、紛らわしく上司と部下の間だけでなく、ビジネスの場ではあまり好ましくありません。

謝罪ならば「申し訳ございません」

感謝ならば「ありがとうございます」

依頼ならば「恐れ入ります」といった具合に用途によってそれぞれ別の言葉で言い換えるようにしましょう。

「すみません」はオールマイティな言葉で便利なのですが、安易に「すみません」を使ってしまうと、軽くとらえられ、謝罪や感謝の気持ちが伝わりにくくなってしまいます。

また、謝罪の場合に、日常生活でよく使う「ごめんなさい」と言う言葉は、ビジネスの場では不適当です。 謝罪の場合は「申し訳ございません」や「失礼いたしました」という言葉を使いましょう。

 

「私では役不足です」


「私では役不足です」
難しい仕事を依頼された時や一人で仕事を任されたときなどに「私では役不足ですが精いっぱい頑張ります」と答える謙虚な姿勢も見受けられて、問題なさそうな受答えですね。

ですが、「役不足」という言葉は本来その人の力量に対して与えられた役柄が軽すぎるということを指します。

「私では役不足です」と答えると「この私にこの程度の仕事なんて、全然物足りない」という、謙虚さとは正反対のずいぶん偉そうな意味合いになってしまうのです。

この場合は「私では力不足ですが」もしくは「経験不足ですが」といった言葉を使うのが正解です。

 

 

「とんでもございません」


「とんでもございません」
相手に褒められた時、謙遜して賞賛を打ち消す時に使う「とんでもない」を丁寧にした表現として、「とんでもない」という言葉を使う人がいます。ですが、これは上司に対してだけでなく、日本語としても間違っています。

「とんでもない」が「とんでも」+「ない」という言葉だと誤解して、「ない」の部分だけを丁寧にして「とんでもございません」としているのでしょうが、そもそも「とんでもない」という1つの形容詞なので分けてはいけないのです。

正しい敬語の使い方は、「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」となります。

ピンとこない人は「情けない」や「はしたない」を例に考えてみてください。

「情けないことです」「はしたないことです」とは言いますが、「情けもございません」「はしたもございません」だと、日本語としておかしいですよね。 「とんでもない」も同じだと覚えておきましょう。

 

「参考になりました」


「参考になりました」
上司からアドバイスや、指導を受けた後に、感謝の気持ちを伝えるつもりで「参考になりました」と言った経験はありませんか?

「参考」とは「自分の考えを決める足しにするもの」という意味であり、相手からするとから「自分の話は足し程度なのか」と受け取られてしまい、感謝の気持ちが伝わりません。この場合は「勉強になりました」と言うとよいでしょう。

同様に、上司の話を聞いた後に、褒めるつもりで「感心しました」と言うのもNGです。相手からは、上から目線の偉そうな言葉と思われてしまいます。

「感銘を受けました」「勉強になりました」という言葉で置き換えるとよいですね。

 

今日のまとめ

部下が間違えがちな言葉の使い方5つ!上司に了解っていいの?

いかがでしたか。あなたは正しく使えていますか?

敬語はとても難しいですが、ビジネスの場ですとさらに気を使い難しく感じます。ですが、「ややこしくて面倒!」と匙を投げてしまわないでくださいね。最初から、完璧に敬語を使いこなせる人なんていません。相手に敬意をもって、丁寧に話すことを心がけていれば、自然と身についてくるでしょう。

時には周りに指摘されながら、時にはマナー本などで勉強しながら、キレイな日本語、敬語を身に付けてくださいね。ビジネスシーンでも正しい敬語を使えるようになると周囲からも一目置かれる存在になれますよ。

↓ 上司に対して使ってはいけない言葉 ↓
1.「ご苦労様です」
2.「すみません」
3.「私では役不足です」
4.「とんでもございません」
5.「参考になりました」