月見団子とビールだけ?30代女性にオススメな十五夜の過ごし方

月見団子とビールだけ?30代女性にオススメな十五夜の過ごし方
毎年、十五夜はどのように過ごしていますか?

月見団子とススキを飾って、中秋の名月を眺める……そんなイメージはもっていても、実際に何かをする人はあまり多くないようです。
ですが、せっかくの伝統行事ですし、何かをしたいという気持ちのある人もいるでしょう。

では、正しい十五夜の過ごし方とは一体どのようなものなのでしょうか。

月見団子とビールだけ?30代女性にオススメな十五夜の過ごし方

 

そもそも十五夜って何?


そもそも十五夜って何?
十五夜とは、旧暦の8月15日にもっとも近い満月の夜のこと。

旧暦と新暦では1~2ヶ月のズレがありますから、現在の日付では9~10月になりますね。ただし、その年の十五夜がいつなのかは旧暦により定められるため、現在の暦では必ずしも満月の日にあたるとはかぎりません。

また、十五夜という呼び方は、新月から満月になるまでには約15日間必要なところからきています。つまり、十五夜という言葉は、満月そのものをあらわすのです。

2017年〜2020年の十五夜はいつ?

2017年 10月4日

2018年 9月24日

2019年 9月13日

2020年 10月1日

 

十五夜の目的


十五夜の目的
十五夜には、空気の澄んだ季節にきれいな満月を眺めて心を豊かにするという目的ももちろんあります。
しかし、それとは別に、秋の収穫への感謝をあらわす行事でもあるのです。

そのため、昔の十五夜は秋の収穫物である芋類を供えており、このことから十五夜は別名、芋の名月と呼ばれることも。また、中秋の名月と呼ばれる場合もありますが、こちらは秋の中頃に訪れる満月であることが由来になっています。

 

月見団子とススキを供える理由


月見団子とススキを供える理由
先ほど、昔は秋の収穫に感謝して、十五夜には芋類を備えていたと述べました。
しかし、現在では団子とススキというイメージが強いと思います。とはいえ、団子も同じ。秋の収穫に対する感謝の気持ちであることにかわりはありません。
団子は秋に収穫された作物で作るものであり、多くは米粉を満月に見立てて丸く仕上げ、これが月見団子となるのです。

一方ススキですが、十五夜は感謝祭ですから、本来ならは神様への寄り代である稲穂をつかうところです。
しかし、この時期はまだ稲穂が実っていません。そこで、稲穂によく似たススキが用いられるようになったと言われています。

 

十五夜の正しい過ごし方は?


十五夜の正しい過ごし方は?
十五夜の正しい過ごし方を知っているという人はあまり多くないと思います。
なぜなら、十五夜には決まった形式はないから。きれいな月を堪能したり、秋の収穫を感謝したり……そういった気持ちさえあれば十分なのです。

それでも、できる限り伝統に沿いたいという人のために、いくつかの定形のようなものをお伝えします。
ただし、これらはどれも、ただ一つの正しい方法というわけではありません。

 

月見団子の飾り方


月見団子の飾り方
十五夜で供える団子は、その数字にちなんで一寸五分(4.5センチ)の大きさのものを15個。これを三方に乗せ、月見台の上に飾ります。

 

芋類を供える


芋類を供える
芋の名月というように、昔は芋類を供えるのが一般的でした。サツマイモやジャガイモ、里芋などをお供えするといいでしょう。

 

秋の野菜、果物を供える


秋の野菜、果物を供える
繰り返しになりますが、十五夜は秋の収穫に感謝する行事です。
秋といえば、食欲の秋と言われるほど旬のものが豊富。それらの中から好きなものを月見台に供えるといいでしょう。
基本的に、お供えしたものはあとで自身でいただきます。ですから、どうせなら好きなものを並べたいものですね。

 

昔ながらの団子レシピ


昔ながらの団子レシピ
基本的な月見団子のレシピは、上新粉300gに熱湯220ccです。これを混ぜてよくこねたら、沸騰したお湯で3分ほど茹でて冷水にとり、冷やします。
お好みで、上新粉に少し砂糖を混ぜても構いません。

上新粉を使うのは、お米から作られる粉だから。これにより、穀物の収穫に対する感謝をあらわすのです。

作る時のポイント

月見団子を手作りする際に注意したいのが、団子をまん丸にしないこと。手で丸くこねたら、少しだけ上から押しつぶします。
なぜなら、まん丸の団子は人が亡くなった時にお供えする枕団子だからです。

 

 

十五夜は地域によってこんなに違う

 

鹿児島県の十五夜綱引


鹿児島県の十五夜綱引
鹿児島県の南さつま市では、十五夜に綱引きを行います。
材料を集めて一から作った綱で綱引きをし、その綱を相撲に再利用した後、川に投げ入れます。地域では、この綱に触ったものは風邪を引かないと言われており、健康と豊作を願う伝統行事になっています。

 

各地で行われているお月見どろぼう


各地で行われているお月見どろぼう
日本のいろいろな地域で行われているのがお月見どろぼう。
十五夜でお供えされているものを、子どもたちがこっそり持っていっても構わないという行事です。
由来は諸説ありますが、秋の収穫物をみんなで分け合おうというところから始まったともいわれています。

 

沖縄のシーシャガウガウ


沖縄では、十五夜にダンボールなどで獅子を作って近所をまわるのが恒例行事となっています。各家庭を回りながら獅子舞によって厄払いを行い、代わりにお菓子などを受け取ります。

 

十五夜は中国で四大伝統祭りの一つ


十五夜は中国で四大伝統祭りの一つ
十五夜というと日本的なイメージを受ける人も多いかもしれませんが、実は香港や台湾など、アジア圏では広く親しまれている行事なのです。
中でも盛大なのが中国。

中国では、旧正月である春節が年間最大の行事として賑わいますが、実は中秋節という、お月見にあたる行事もとても大きなものなのです。
どれくらい大きいのかというと、この中秋節に春節、これに元宵節と端午節を加えた四つが中国の四大伝統祭りと言われるほど。
中秋節ももちろん連休となり、いたるところに灯篭が飾られたり、催し物が行われたりと、国を挙げてのお祝いとなります。

 

中秋節に欠かせない月餅


中秋節に欠かせない月餅
月餅とは、月に見立てて作られた丸いお菓子。中にはあんこがたっぷりと詰まっています。

中国では、これを食べない中秋節はありません。家庭円満とみんなの健康を祈る縁起物ですから、基本的には家族で切り分けて食べるのですが、この時期はどこへ行っても出されるものだといっても過言ではないでしょう。

また、贈り物としても一般的で、中秋節にはお世話になっている人や、親しい友人同士、月餅を送り合うのが習慣となっています。

中国のお月見にも収穫物に感謝するという意味合いがありますが、その感謝を身近な人にも向けて労い合うのはとても素敵なことですね。

 

今日のまとめ

月見団子とビールだけ?30代女性にオススメな十五夜の過ごし方

秋の収穫に感謝する……その十五夜の成り立ちになぞらえば、ビールに月見団子というのは実は理にかなった過ごし方。麦の収穫も秋ですからね。
その他にも、旬の果物などをふんだんに揃えて、月を愛でるのもいいのではないでしょうか。

しかし、昔は各家庭でこしらえるのが当たり前だった団子も、今では買えばすぐに食べられるようになっています。
このように、現在では秋の収穫物や旬のものを堪能するためには、人への感謝も必要なのかもしれませんね。そういった面から考えると、中国の中秋節を参考にしたお月見の過ごし方もよさそうです。

・ そもそも十五夜って何?
・ 十五夜の目的
・ 月見団子とススキを供える理由
・ 十五夜の正しい過ごし方は?
・ 月見団子の飾り方
・ 芋類を供える
・ 秋の野菜、果物を供える
・ 昔ながらの団子レシピ
・ 十五夜は地域によってこんなに違う
・ 鹿児島県の十五夜綱引
・ 各地で行われているお月見どろぼう
・ 沖縄のシーシャガウガウ
・ 十五夜は中国で四大伝統祭りの一つ
・ 中秋節に欠かせない月餅

 

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